本日発売のSAVVY8月号の絶景撮影をさせていただきました。
表紙と奈良和歌山を2週間程かけて巡り撮りました。

表紙は奈良、和歌山、三重の県境が隣接する瀞峡です。
船に乗って観光するのですが風がない時は写真のように水面が鏡のようになり周りの風景を写し出します。
日常を忘れられるひと時でした。
僕の大好きな場所です。

川舟観光かわせみの東さんはいつもこんな風景を見ているので、すごくいい意味で抜けた感じがあってまたいいんですよね。


東さんの船はそれほど大きくはないので、静かに川を進みます
鏡のように静まった水面をエンジンを止めてゆ~くり進んでもらえるので写真も撮りやすい、船が止まっていると船がかき分けた波が船を追い越すので追い越されないように静かに進むのです。
撮影時にも咲いていた赤い花は今はたくさん咲いているのではないかな、今年は例年に比べて花がたくさん咲きそうだと教えてくれました。

撮影の時も僕と東さんの2人だけだったので瀞峡だけにまったりした撮影でした(笑)
http://dorokyo.jp/

こういった人が作り出せないような場所を訪れるとき謙虚な気持ちや客観的に日常の自分を振り返るきっかけにもなるんだと感じました。

行った事のない場所や初めて見る風景に関西にもこんな場所があったんだとうれしくなりました。
行く時間によって風景の見え方は変わります。
朝昼晩とそれぞれの表情が変わり印象も違う、ひとつの場所で時間を変え撮影しました。あまりそういった撮り方は普段はできませんがいろんな時間帯の風景を見てみたくて日の出から夜まで観察しました。
今回は基本1カ所1カットの掲載なので掲載されている写真の違う時間の写真は誌面には載っていませんが、写真の載っていない時間帯もまた良いですよ。

瀞峡は早朝か夕方が風が弱いことが多いのでその時間帯がお勧めです。
渓谷や滝は日が高い時間に光が水に差し込み水の中に光があふれ綺麗なエメラルドグリーンを見せてくれました。

どこもゆっくり楽しみたい場所です。

よかったら、SAVVY8月号見てください、贅沢な写真の使い方です。
兵庫・京都・滋賀・大阪の絶景も載ってます。
そしていつもとひとあじ違う渋めのSAVVY?になっております。

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