d design travel 「奈良」

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d design travel 「奈良」

d design travel 「奈良」が発売されました。
編集者がその地へ出向き、しっかり吟味され関係を作り出来上がった本です。
ガイドブック「d design travel」とは47都道府県それぞれにある「その土地に長く続く個性」や「らしさ」をデザイン的視点から選び出し、年間3冊、1冊につき1県を特集したガイドブックです。

突然、オフィスキャンプの坂本大祐氏から電話がありdの方が来てるからおいでよという事でオフィスキャンプに行ったのがきっかけで写真を撮らせていただく事になりました。
その時は編集長の空閑さん編集の佐々木さんがオフィスキャンプの事をちらっと小耳にはさんだので
近くなのでちょっと寄ってみようか程度で来られたそうですが、オフィスキャンプマジックというか坂本大祐氏の引きの強さに思った以上にゆっくりされ何度も足を運んでくださるようになりました。
ちょっとしたことからいろんなことは始まるんだなぁとちょっとした事の大切さが身に沁みます。
撮らせてもらったのは、表紙をめくったら出てくるページのJR東海さんの写真から始まり

そして数ページめくると出てくる東吉野村の写真、デザインはオフィスチャンプの坂本大祐氏
東吉野村の字が飛び込んできます!

In Town Beauty NARA のページでは
「白雪ふきん」の垣谷弥生さんを撮らせていただきました。

奈良に引っ越して1年少し東吉野村周辺の方々とは少しずつ繋がりが出来始めていますが
今回撮影をさせていただく事でまた繋がりが広がりました。
撮影させていただいた垣谷弥生さんそして、ご主人で「白雪ふきん」の社長の欣司さん
編集の佐々木さんDOORSの寺崎さんに撮影にあたりたいへん協力していただき、雨の中でしたがいい写真をとることが出来ました。
奈良でずっと活動されている方々といい形で出会わせていただけたことにも感謝ばかりです。
そのうえ、私を紹介していただけるページまであります。
Photographer of NARAという見開きで紹介していただけました。

OFFICE CAMP HIGASHIYOSHINOも取り上げられています。

内容はしっかりと読み応えるある文章で魅力的な場所やお店や物を奈良を紹介しています。
是非この本をもって奈良を巡ってほしいと思います。
読むほどに愛着がわきます。
僕自身これをもって巡ってみようと考えています。
そしてイベントも開催されています。
「d design travel 奈良」発刊記念
d design travel NARA EXHIBITION
本の中で紹介されているお店や場所のものが展示されています。

副編集長の神藤さん自ら大きなボックスカーを運転し交渉し選び運んだ魅力あふれる物たちです。
その中でも僕の展示スペースも作っていただけました感謝感謝です。
http://www.d-department.com/jp/archives/sights/36487
場 所:d47 MUSEUM
日 時:2016年10月20日(木) - 2016年12月04日(日)
11:00〜20:00(入館は19:30まで)
入場料:無料
主催:D&DEPARTMENT PROJECT、奈良県
お問い合わせ:03-6427-2301(d47 MUSEUM)
 

EVカーのMICHIMOまで!

EVカーのMICHIMOまで!

西岡潔コーナー

西岡潔コーナー

オフィスキャンプコーナー

オフィスキャンプコーナー

20161031_0022.jpg

奈良の「鹿の舟」で行われたイベント

不意に写真を撮ることになって焦って撮ったので邪魔なのに椅子とテーブルをそのままに撮ってしまいました。
この時もまた本で紹介されている方々と知り合うことが出来、イベントの後もみんなで竹の館へなだれ込みました。
本当にd design travel 「奈良」に関われたことでまた広がるきっかけになったように思えます。
こういった本の作り方をされているのは素晴らしいし、これからも続けていっていただきたいかぎりです。
http://www.d-department.com/jp/d-design-travel/nara

12月27日(火)d47落語会もあります。
柳家花緑、藤井青銅とつくる、47都道府県の新作落語プロジェクト
奈良県文化会館 小ホール
http://www.d-department.com/jp/d47-rakugo
ちらも是非!

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個展「migration」無事終えることが出来ました。

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個展「migration」無事終えることが出来ました。

個展「migratoin」無事終えることができました。

今回の展示は試行錯誤の連続でした。
作品のコンセプト自体は以前からの作品と同じ要素、時間や場所や移動をテーマにしていますが、そこに私個人の時間の経験と体験、それらを紐解きつなぎ合わせヴィーナスという象徴的な物に投影することで出来上がった作品です。そこに写真や映像の要素、立体を平面化する事と、それをまたヴィーナスに投影することで立体化、生産終了となったインスタントフィルムを用いまた平面化、近い将来同じことが出来なくなるという時の流れの断面とし、なおかつ、それをポジ画像と転写とネガからのポジ画像という一つのものから三つの形に定着させました。
立体と平面を行き来することでリアリティから非現実な物になっていくという感覚ではいるのですが、あくまでヴィーナスと人の映像どちらも実在するものなので、そこにまたリアリティを感じてしまおうとする脳の働きが不思議な感覚になっていくのでした。
その違和感を感じるという事が現在の社会に対しても大切なことではないのだろうかと思います。
今後もこの作品は場所を変えながら、最終的にはルーヴル美術館の本物のミロのヴィーナスに投影するという目標とともに進んでいきたいと思います。

忙しい中、展示を見に来ていただけた方々、トークにお付き合いしていただいた勝又公仁彦さん
今回展示を提案していただき、ずっとお付き合いしていただいたgallery176のコーディネーターの杉さん、オーナーの友長さんトーク時助けていただいた松原さん、DMを作っていただいた西川さん、展示に賛成していただいたgallry176の皆さん
ポストカードのデザインから制作までしていただいたBook Photo Pressの長尾さん
作品のモデルになっていただいたみなさん、撮影場所を提供していただいたBEATS GALLERYの岡島さん
搬入を手伝っていただいた坂本さん
みなさんに関わっていただけたことで充実した展覧会を開催することが出来ました。

本当にありがとうございまいた。

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写真展「migration」開催中10月8日(土)~10月23日(日)

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写真展「migration」開催中10月8日(土)~10月23日(日)

お知らせが遅くなってしまいましたが
ただいま写真インスタレーション展を開催しております。
ずっと構想していた事を写真と映像いギャラリー空間に再現しました。
皆さん来ていただけたら幸いです。
在廊予定
10月15日(日)、10月17日(土)、10月18日(日)

タイトル:「Migration」
GALLERY176
会期
2016年10月8日(土)〜10月23日(日)
休廊日
10月12日(水)、13日(木)、19日(水)、20日(木)
開廊時間
平日 13:00〜19:00、土曜 11:00〜19:00、日曜祝日 11:00〜17:00

阪急宝塚線 服部天神駅(梅田から11分)下車 徒歩1分
*服部天神駅は、準急、急行、特急は停車しませんので、「普通」にご乗車下さい。梅田駅から五つ目の駅になります。
*梅田からお越しの場合は、ホーム前方の改札を出て、踏切を渡って下さい。

〒561-0851 大阪府豊中市服部元町1丁目6−1
http://176.photos/exhibitions/161008/


ステートメント

ファッションデザインを専攻していたころヨーロッパに向かった。

そこには、場に刻まれた独自性や脈々と受け継がれている物を感じ取ることができた。

洋服をデザインするうえで、それらを確かめることは不可欠ではあったのだが、自身が生活する日本の環境とは大いに違いがあり、その事実を目の当たりにすることで大きなインパクトを身に受けたのである。

石造りの建物、彫像が当たり前のようにあり、光や色の違い、漂う香り、乾いた空気や、水の味、そして必然と身にまとうものも形成されていた。

それとはまた違う環境が自分の住んでいる地にもあった。
彫像が仏像であり、街角に佇むお地蔵さんであり、祈りをささげる礼拝堂が、お寺の大きな木造建築であり、ステンドグラスから差し込む光は、神社の整えられた空間に、杉の大木や樹木から差し込む光であり、そこを吹き抜ける風だった。

そして夕方になれば鐘楼の音が聴こえるのである。

それから十数年たち古道具屋でヴィーナスの石膏像が目につき、家に連れ帰った。

私たちにはここにいる理由があり大きな時間の流れの中にたどり着いた場所でもある。

紀元前2世紀末に制作されたと云われる、愛と美の女神であるミロのヴィーナス、その頃日本は弥生時代

人類がアフリカ大陸から移動をはじめたのが5~10万年前といわれ

その早い段階のアラビア半島から、ヨーロッパやアジア、違う方向へ別れ進んで定着し今に至る。

大阪で生まれ育った私、知ることができる範囲のルーツとしても、縄文時代から人が住み始め今に至る奈良の都祁、そして四国徳島の祖谷、今は奈良の吉野郡に住み始め、ルーツでもある都祁にも近い場所に身を置く。

物の移動や情報の行き来が爆発的に速くなった現代の中でも、変わらず蓄積されたものが身体の内や意識に存在していて、数万年の民族移動を経て今ここに存在していると、ひしひしと感じるのです。

ヴィーナスが制作された紀元前2世紀末の時代と美、時間や距離、移動に意識を向ける行為として自身をヴィーナスに投影、重ね合わせ視覚化された存在を認識し確認する。

そしてその存在を、カメラという装置を用いて写真に定着させる。

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写真展のお知らせ!木造校舎 現代美術館 WSMA

写真展のお知らせ!

奈良県宇陀市菟田野の「奈良カエデの里」内の木造校舎が現代美術館に昨年なりました。

今回二回目の展示イベントが行われます。

そして参加させて頂くことになりました。

2日間だけの短い期間ですが教室三室の壁を取り除いた30m×10mの広い空間に写真家3人で展示します。

伊丹豪さんと野沢 裕さんと私西岡潔が一つの空間で展示します。

どうなるか楽しみです。

2日間在廊しておりますので皆さん遊びに来ていただけたら幸いです。

https://www.facebook.com/utanoart2015/

以下抜粋
WSMA 2016 はじまります】

木造校舎 現代美術館 WSMA/ワズマ wsma.jp
(Wood School Museum of Art)
期間:5月14日(土)〜5月15日(日)...
時間:10時〜17時
於:奈良県宇陀市菟田野古市場135-2 (奈良カエデの郷)
問:奈良県 移住・交流推進室(0744-48-3016)

昨年11月からはじまったWSMAプロジェクト、いよいよ2016年も始まります。
今回は「DEVELOP」というタイトルの元、多ジャンルのアーティストが、木造校舎を舞台に活動を行います。


■イベントスケジュール

【5月7日(土)〜15日(日)】
●アーティストによる制作活動 10時~16時(土日は10時~17時)
 参加アーティストが、教室をアトリエに制作活動を行います
 普段見ることのない、アーティストの制作の現場を
 ご覧いただけます

【5月14日(土)〜15日(日)】
●制作活動中のアーティストによるトークセッション
 13時〜
 コーディネーター 坂本大祐

【5月15日(日)】
●アーツ クラフツ フーズ 10時~17時
 クラフトでは奈良県南部・東部の奥大和エリアにある
 伝統産業、工芸作品などが揃う
 またフードでは地元有名店が出店
 奈良県産食材をプロモーションするキッチンカーも出店

 クラフト/furniture factory store WEATHER REPORT/白い犬
 熊鯛商店/たんぽぽの家/下市木工舎「市 ichi」/sora sora/春日/ラフルール ドユ ボヌール

 フード/café equbo*/パティスリー ANANDA/奈良県キッチンカー「大和のキッチン」 など

■参加アーティスト
 坂本 和之/ダグラス ディアス/ジェロム ディアス/倉貫 徹/伊丹 豪/野沢 裕/西岡潔
 井上 真介/本田 かな/比留間 郁美/ アトリエ凹凸(神野 立生/東 かおる/宿南 泉/坪山 由起/神谷 美智代
 アカサカ ヒロコ/岩田 英一/佐野 隆子/日高 理恵/その他 アトリエ凹凸メンバー)

■アクセス
 電車・バス/近鉄大阪線「榛原駅」下車
 奈良交通バス4番のりば 菟田野(うたの)行
 「古市場水分神社」下車 徒歩3分
 自家用車/名阪国道 針I.Cから南へ国道365号を経て約30分

■主催
 アートウィークin菟田野開催実行委員会
お問い合わせ:奈良県 移住・交流推進室(0744-48-3016)

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囲炉裏を作りました。

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囲炉裏を作りました。

ずっと囲炉裏を作りたかった。
古民家に住むのを機会に囲炉裏を作ることに、
なんで囲炉裏かと言うと、火を囲むというのがなんかいいなと思っていた。
焚き木を囲むのも同じだけど
火にあたりながらご飯を食べお酒を飲み横になったりそれぞれ楽な姿勢でワイワイ出来るのが
ずっと昔から人間がやってきた行為の一つでもあるのかなぁと感じているのかもしれない。

囲炉裏の木枠の木を何にするか悩んだ結果、良いクルミの木が見つかった。
けっこう端材が出たので、これで何かを作りたい。
表札がまだないのでまずは表札を作ろうと考えている。
フローリングに囲炉裏を埋め込むための穴をあけ、床下の大引きも大胆にカット
この辺は自分でするには経験がなく切っていいのか怖いのでお願いして良かった。

そして、囲炉裏の灰を炭作りをされている方から灰を分けてもらった。
それをふるいにかけて細かくする。
3袋分をふるいにかけるのは一仕事、粗い灰は野菜を育てる畑づくりの時に土に混ぜたり納屋の土間をフローリング化するときに床の防湿用にまこうと思う。

そしてなんとか完成!

田舎に住む事で街暮らしとは大きく変わったことがある。
工事や人に制作をお願いする時、大体が村内や周辺の方たちにお願いする事になる。
大体が誰かと知り合いであったり繋がりがあったりでとってもよくしてもらえるのである。
色々と相談にのってもらえたり、ありがたい事が多くて、その分何かしらお返しできたらと思う。
 

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恵毘須神社お祭り

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恵毘須神社お祭り

東吉野村に越してきて地域の行事がある時々あってそれに参加する事も増えてきた。
恵毘須神社の2月11日に行われるお祭りもその一つ
地元の小さなお祭り、商売繁昌と家内安全を祈願し最後に「ごくまき」餅まきの事をして終わる。
「ごくまき」はみんな必死になり、そして村人も大勢集まってくるのです。
おばあちゃんたちも普段は動きがゆっくりだけどこの時ばかりはスピード3倍ぐらい。
僕もいっぱい餅を拾ったので、ぜんざいと餅を焼いてしばらくは過ごせます。

お月様だと思いきや空飛ぶお餅



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